射水市新湊博物館の企画展「歴史の道 ー越中を中心にー」
昨日、射水市新湊博物館の企画展「歴史の道 ー越中を中心にー」に行ってきました。

この企画展につきましては、地元紙に紹介されており、記事を見た瞬間から行きたいなぁ〜、と思いながら入館料300円に躊躇っていました。
日中もたもたしていたので、博物館についたのは4時過ぎ。閉館時間まで1時間あるから余裕で見学できると思ったのですが、いろいろな展示物に釘付けとなり、動けなくなってしまいました。
足を止めた時間が長かったのは、「北国下街道図屏風」。参勤交代の際の北陸道の様子が横10m(くらいかなぁ)位の屏風に描かれているもの。
終点の江戸城まで、細かく描かれており、なじみの地名を見る楽しさに加え、屏風の美しさに何度も繰り返し見ていました。
途中、地名を全て読み取ろうと思い、陳列ケースのガラスに何度も頭をぶつけてしまいました。よく警備員が飛んでこなかったなぁ〜、と冷や汗ものです。
また、新湊の測量家、石黒信由について深く知ることができました。地図といえば伊能忠敬ですが、信由も和算を勉強、忠敬の測量器具を改良し、
制度の高い地図を作りました。器具も展示してあると同時に、測量の仕方が解説ビデオで流れ、使い方がよくわかって有り難かったです。
ちなみに、算数のsin,cos,tanが地図作りでは重要です。特に富山のように山の多いところでは、山を中心に三角比から距離を求めたようです。
その業績が認められ、58歳から、越中、加賀、能登の地図「加越能三州郡分略絵図」を任されたそうです。それにしても18mの鎖で測りつづけるとは気の遠くなる作業です。
その前にあった地図は、能登半島が富山湾の上に書いてあったのですが、信由の地図は今の地図と比較してもほとんど狂いがないそうです。
石黒信由の弟子が師匠について語ったところが感動的でした。
石黒信由はお金や地位に興味がなかったようです。地図の生涯を注いだ偉人についてもっと知るべきではないでしょうか?


