老子神化ー道教の哲学
「老子神化ー道教の哲学」を読みました。
著者の菊地章太氏は1959年生まれ、筑波大学院を卒業、フランス神学を学んだ後、韓国で道教を学ばれました。
この本、文章が平易なためが、ぐいぐい内容に引き込まれ、一気に読み上げてしまいました。
老荘が流行ったのは、社会が大混乱している三国時代、気宇壮大な形而上学にのめり込んだ時代と言われています。
今は戦乱の世とは違うのですが、日本でも変革の時代であり、選挙で民主党を投票したかと思えば、改革の痛みが自分たちに及ぶようなことになったら早速非難するような混乱の世と言えると思います。
宇宙の大きさ、そして個人の存在感を学ぶことは、心の安定感を得られるものと思われます。
教えの最初にある
谷神は死なない それは玄牝と呼ばれる
物事の根源の大きさ、深さを表す荘厳な言葉と思います。


