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食虫植物のようなフラワーショップ

話好きなフラワーショップ店長

以前より気になっていたフラワーショップがありました。郊外にあるお店なのですが、お客さんが入っている感じがしない。それなのに長い間、続いているのです。日曜日、たまたま前を通りかかった際、時間に余裕があったので、立ち寄ってみることにしました。

外にあるポットを眺めていたら、どこからともなくお店の方が出ていらして花の説明をしてくれました。お店の中にもいろいろあるので寄ってみてください、と言われたまま、ふっと姿を消されました。

冬なので外のポットはどちらかといえば元気がない。とはいえ、お店の中に入ると帰らせてもらえないんじゃないかなぁ〜、と迷ったのですが、おそるおそる中に入ってみることにしました。

お店の中は、窓が広くとってあり明るめ。多肉植物や観葉植物が多く飾ってありました。一般的なフラワーショップほどディスプレーに凝っていないのですが、価格は極めて良心的。それ以上に感心したのは、店長がやたら元気がよくて喋りまくることでした。

花を見ると、その花の説明をしてくれるのですが、とにかく詳しいのです。デパートで店子がひっついてくるような感じなのですが、買って欲しい、という感じではなく、花の魅力をわかってほしい、という思いで話をされていました。

ひとしきり話をされたので、今度はこちらから質問してみました。なぜ、そんなに花について詳しいのか? お店はいつから始めたのか?

お店は9年続いているそうで、その前は大手フラワーショップの支店長もされていたそうです。退職された後も、花の販売一本だったそうなのですが、ちょうどこの場所でフラワーショップをされていた方が辞められる話を聞き、独立を考えられたそうです。

卸しはやっていないそうで、店頭販売だけで飯を喰っているそうです。花の単価は安いのに、どうやって切り盛りしているのだろう、と花よりも店長に興味を持ってしまいました。

一度ついたお客様を逃がさない戦法

男のお客さんがいらっしゃいました。どうされるのだろう、と思ったら、雪割草のコーナーに一直線に向かわれました。1ポット200円と安いのは確かに魅力です。ただ、そのお客さんは価格以上に花そのものに興味を持っているようで、舐めるように眺めていました。その方の目の輝きを見ていたら、どうやらこのお店は花好きが集まるオタク系のお店であることに気づきました。

オタク系は、一度ついたら離れないのはわかるのですが、オタクばかりに力を入れていたら、客層が増えません。一体全体、どうやって一元客をファンにするのだろう?と思っていたら、いろんな仕掛けがあることに気づきました。

植物の楽しみ方を教えてくれる

たとえば、レモングラス。お店に売り物なのですが、ながめていたら葉っぱをちぎってくれました。切り口はレモンの匂いがします。

レモングラス

イネ科の植物で、タイなのではトムヤンクン等にも入れるハーブ。2cmぐらいに切って煮詰めて飲んだらおいしい、と勧められました。

レモングラスのハーブティー

さっそく会社に戻り、飲んでみました。期待していなかっただけに美味しい。ハーブティというのは、お茶の葉を買って飲むものだ、という先入観があっただけにビックリしました。

また、庭で育てたハーブでハーブティーを飲んでいる、という話なんかをラジオで聞いた時、なんと上流貴族のような生活をしている人だろう、と思ったものですが、実は手軽な上に経済的な趣味であることがわかりました。

家庭菜園でトマトやキューリを育てるのもいいのですが、ハーブも極めてみたいなぁ〜、と欲が出てきました。

ポイントカードの工夫

お店にはポイントカードがあります。普通、ポイントカードといえば、10個ぐらいポイントを集めて粗品がもらえる感じなのですが、このお店は違います。

3個でミニ観葉植物がもらえるのです。

しかも、初めてで2個押してもらったので、次購入したらプレゼントがもらえます。

フラワーショップポイントカード

このポイントカードを見た時、この店長は侮れないなぁ〜、と思ってしまいました。

ブログを見させる工夫

さらに驚きはブログを見る工夫をしていることです。お店の会計を済ませているときに、特別に、とビンゴカードをいただきました。何でも2月からお店のビンゴ大会が始まるそうなのです。

ビンゴの数字は、毎日3つずつブログで発表されるそうです。

ブログを見たら、数字以外に、お花の情報などが載せられていました。

う〜む、侮れない。侮れない。

ビンゴで当選が出るまで、毎日、ブログを見なければならないのです。ブログを見ているうちに、花が欲しくなるのはもちろん、お店の名前も記憶に刷り込まれてきます。

景品はショップの商品券というのも侮れない。当選した人は、当選金額以上にお金を落としてくれるからです。

食虫植物のはまる

さて、店長の話に引き込まれ、2点ばかり植物を買ってしまいました。

ヤマコウバシ

ヤマコウバシ。紅葉するのに葉っぱが落ちない木だそうで、受験生に受けているそうです。

もう一つはモウセンゴケ。食虫植物です。

モウセンゴケ

カブトムシの幼虫を飼っているのですが、キノコバエに悩まされているため。コバエというと、コバエホイホイみたいなものを置いておけば、と思われるかもしれませんが、キノコバエは甘い香りには興味を示さないのでコバエホイホイでは捕まらないのです。

アースノーマットも試してみたのですが、こちらもダメ。結局は、動きがのろいので手でつぶすか、トリモチ系で捕まえるしかないのです。

さて、以前より食虫植物に興味をもっていたのですが、比較的高価な上に、高価の程がわからず買うのをためらっていました。このお店の店長も、虫を取ることを期待せずに、たまに葉っぱにビスケットの欠片や牛乳を置いて虫代わりの栄養源にしてあげたらいい、とお話くださいました。

店長の話を聞いたお代として、あまり期待しないで買ってきたモウセンゴケですが、なんと初日から3匹もコバエを捕まえてくれました。思いの他、いい働きをしてくれます。そうなると期待していなかった分、食虫植物に興味が沸いてきました。お店にはモウセンゴケの他に、ムシトリスミレやハエトリソウも売られていました。

う〜む、侮れない。侮れない。侮れない。

食虫植物の魅力にやられ、私自身がお店につかまりそうです。

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