2010/03/07

心を掘りまくる

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最近、いろんな方とお話していて思うことがあります。

人はお金があるととりあえず幸せなんだ、と。

人間の欲の一つに物欲があります。物欲が満たされると、大きな問題を考えなくてすみます。

そして現在のように経済が縮小し、ほんのちょっとでも物欲が満たされなくと急に不安になります。そこで何かを掴むことができればいいのですが、掴み方を知らないと不安に襲われます。歴史やその背景にある思想について勉強することは、人間とはいかなるものか、を知ることで自分を鍛えることだと思います。

勉強や能力や財力に関係なく、不安は押し寄せてきます。だからこそ学ぶことが必要なのです。

今朝テレビで面白い番組をやっていました。フジテレビ、ボクらの時代のゲストは、石原良純さん、長嶋一茂さん、小泉孝太郎さん。

優秀な父を持つ二代目の会話は興味深いものでした。その中で、オリンピック問題、郵政民営化問題にこじれた時に石原慎太郎氏、小泉純一郎氏の二人とも

追い込まれる時に、何かスイッチが入る

という表現は興味深かったです。普段はだらだらしていても、ここぞ、という時にスイッチが入ることが重要なのですね。

そしてNHK「課外授業 ようこそ先輩」。著名なゲストが、出身小学校で授業をされる、という番組。今回のゲストは脚本家の田渕久美子氏で「心を掘りまくれ!」というテーマでした。

まずは二人、組になって、相手の心に入るようにするために、相手に興味を持つこと。そして、組になった向かいの人の気持ちを想像すること。

相手をよく知ることが自分を知ることにつながるのだ、と言います。

番組最後に課外授業を終えた子どもたちが自分について感想を述べているのですが、不自由と思っていた環境なり身体的特徴を乗り越える姿は立派。NHK向けにちょっと優等生っぽい感想も多かったのですが、田淵さんも感涙されていました。

実はこの手法、いや治療法は、悩める大人たちにも必要なのではないか、と思いました。辛いことが遭ったときに心を掘りまくるのではなく、お金やモノにすり替えて現実逃避していたのですが、辛い状況があまりにも長過ぎてコントロール出来なくなってしまったのだ、と思います。

心を掘る、とは、引きこもって瞑想することとは違います。街に出て、いろんな人の気持ちを想像しないことにはわからないのだ、と勉強になりました。



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