2010/07/25

That reminds me of a story.

今から図書館に書籍を返却に行く予定。

その内の2冊をご紹介。

中村文昭氏「非常識力」。講演会に行く前に急いで読んだのですが、本の内容と講演の内容にギャップがあり、驚きました。

中村氏の強みは、自分を持っていないこと。だから、どんな局面でも対応できるのだと思います。

おもしろくおかしく、アホばっかりやっている奴が、実は、厚い壁にぶつかっても、抜け道をいくつも知っていて、臨機応変に道を切り開いていけるのかもしれまません。

と書いてある通り、彼も壁を持っているのですが、壁を壁と思うのも自分ってのをわかっており、ある時には横道から壁を超えていくのだと思います。

彼の講演を聞く上で大切なのは、彼はどうやって成功したのか?なんて考えを持たないこと。実は彼は成功とか失敗とかいった考え方など持っていないいのが信念で、その信念を伝えたいために講演をやっているから。「寒山拾得」で「わかろうと思えばわからなくなる」って文がありますが、これは正しく彼のことを言っているのではないのか、と思ってしまいました。

次の一冊は内田樹先生の「邪悪なものの鎮め方」。

読めば読むほど新しい発見ができ、返却日ぎりぎりまで読んでいたのですが、中でも楽しかった話がマルクスに関するもの。

ベイトソンによれば、知性とは何か?という問いに、知性はこう回答した。
That reminds me of a story.「そういえば、こんな話を思い出した」

中村氏の講演を聞いた時に、「これぞ寒山拾得だ!」とピンとくる部分。ここをもっと鍛えないとなぁ〜、と再認識しました。