「看護の日」ふれあいトーク
今日は富山市民プラザで開催された第19回「看護の日」ふれいあいトークに参加させてもらいました。
第一部は「新人ナースの体験談」表彰
最優秀賞の作文がプログラムの後ろに掲載されていたのですが、新人ながら現場でちゃんと向き合っている姿がひしひしと伝わってきて、すがすがしい気分になりました。
学生から、一人前の看護師としての意識が変わっていく姿が実に良く書かれていたと思います。
第二部はトークショー
がん看護専門看護師の梅田恵さんと作家の青木新門氏のトークショー。テーマは「生きる」。
青木新門氏は、赤いネクタイにスーツ姿。手のひらを広げて説明されることが多かったのですが、掌が大きくごつごつしていて、手を見ているだけで凄みを感じました。
梅田女史は看護の現場に立ち、緩和ケアのお世話をされているのに対し、青木氏は、どちらかといえば、生死を超えた大局観を持った話が多く、どうしても話がミスマッチになりがちだったのですが、むしろ両者を比較することで、お互いの話の内容をよく知ることができたような気がします。
話の中で興味深かったのは、青木氏の言われた「人生で最高の幸せとは安心して生きていること」。
言葉を変えて「坂の上の雲」子規の「悟りとはどんなことがあっても平気で生きていること」とも。
梅田女史は、死を目の前にされている癌患者の方に、安心感を持ってもらうようサポートされている立場、
青木氏は、安心感というのは、生死もない一直線上の中で「自身が」気付くことだ、と話されているようでした。
私が思うに、看護現場はサービスを与えなえればならない立場ゆえ、青木氏との考えは無理があるのかな、と思いながらも、単なる技術だけではなく精神的にしっかりしたものを持っていないと、緩和ケアのお世話ができないとのでは、と感じました。
個人的にはいろいろ質問したいことはあったのですが、「看護」と「死」を商売にされている(されていた)立場、答えに窮するだろう、と思い、敢えていたしませんでした。
第三部はラブバンドのコンサート
三部は知的障害者の音楽サークルの演奏でした。生死やそれに携わっている方々の話を聞いた後、彼らの音楽を聞くと、生きていることの素晴らしさを再認識できました。
青木氏が著書でよく書かれる「いろいろなものが光って見える」といった意味が少しわかったようが気がしました。彼らの音楽を通じて私のように一瞬でも心の曇りが晴れたら・・・、彼らは、安心感を与える素晴らしい活動をしているのだと思います。
それぞれを通していろいろなことを学ぶことができました。有意義な会だったと思います。