石垣ツアー:二ノ丸二階櫓門石垣が見つかった!
今日は、富山市埋蔵文化センター主催のセミナー「石垣ツアー」が開催されました。今日は最低気温が5度ということで冷え冷え〜。カイロを背中に貼って参加することにしました。

先日ライトレールの工事をしていたら富山城の石垣が見つかった、との記事が地方紙に載ったためか、200人近い人が集まりました。

レジメも四種類あり充実!解説員の方の説明も丁寧で石垣からいろいろなことがわかるのだ、と理解できました。

ちなみに今回出てきた石垣は二ノ丸二階櫓門石垣で、国際会議場近くから出てきた安山岩の割石で、積んである一番下の部分ではないか、とのことでした。

櫓門は、一階が門で二階が部屋になっているもので、近隣では金沢城石川門が有名です。
城址公園が整備中ということで見学も、冒険が伴います!

さて、今回出てきた櫓門の基礎となる礎石は、郷土歴史観の横に飾ってあるのですが、40cm×30cmの柱が建っていたそうで、今回の櫓は金沢城石川門級の大きいものではなかったか、と説明を受けました。焼け落ちたのが残念!
ちなみにもう少し南、総曲輪通り当たりに三の丸大手門があり、こちらも石垣が発見されています。
こちらは土が盛ってあったそうで、丸い石を割ることなく土に埋めていたようです。ちなみに表面が赤いのは、水の鉄分が付着したそうで、堀の下の方にあったのだ、と想像が付くそうです。

最後に質問コーナーがあったのですが、次々と質問で飛び出し驚きました。さらに、見学をしにきた人が回答の補足をするもの。
例えば、石垣と一緒に丸太も発掘されたのですが、腐っていないのを見つけ、「この木は松系だ。松は水に浸かっていたら腐らないんだ。」と土木に詳しい人が解説していました。
ツアーが終わった後、無料の郷土博物館の見学に行ってきました。最上階から眺めた二ノ丸二階櫓門あたり。手前の道の電車のレールのカーブしているところ辺りでしょうか?

千歳御殿の門も元の位置へ戻す整備が終わりました。

出てきた後も、ツアー参加者は石垣を見て議論したり、解説員の方に質問をしていました。
比較的年配の方が多かったのですが、勉強熱心な態度に驚くと同時に、質問へ解説する姿を見て、人生の先輩の経験は「財産」なのではないか、と思ってしまいました。