2009/11/17

稲盛和夫氏 働き方

京セラ名誉会長 稲盛和夫氏の著書は、図書館でも非常に人気が高く予約を入れていてもなかなか自分の番が来ません。若手経営者を育成されたり、臨済宗の得度を受けられたりされている稲盛氏の文章は、きびしい内容を解り易く説いておられると思います。

バブル経済時期に就職した私は、その後のバブル崩壊で、働くことの意義を見失ってしまったような気がします。多分、この時期に働き出した多くの方が直面した問題だと思います。

収入が多いことが正しいこと、さらには短期で、効率よく、といったことが常にテーマとなっていました。半年ごとの会計制度が、さらにその思いを高めたのかもしれません。常に半年間に成果が上がるかどうかが自分の中でテーマとなっていました。

ホリエモンが登場した時。彼に憧れをいだき、彼の手法を取り入れられないものか、と思った方も多いと思います。私も同じようなものです。

さて、縮小する経済環境の中で、どうやって日々を過ごすか、どうやって働けばいいか、といったことで悩んでおられる方は多いと思います。

稲盛氏は、手法ではなく、哲学や思想が大切だと言います。

「働くこととは何か」経営に近い者がその答えを解っていないので、遣われている者も混乱する・・・、この本は、そんな悪循環を断ち切る材料を提供してくれるものと思います。

最後に稲盛氏の本の中で感動した言葉を。

「創造」というものは「素人」がするもので、「専門家」がするものでない