改装したうどん屋の味
今日から仕事始め。気合いが入ってしまい、朝3時に起きてしまいました。
しばし読書。今日心に残った言葉は、荘子の
聖人の意(ココロ)ヲ知ラズシテ書ヲヨムハ、糟粕(ソウハク)ニシテ実ノ味ハナク、皆糟ナリ
お客さんから経営や営業に関して相談を受ける際、その答えを書物に求めることがあります。
その際に自分の姿勢をいかにすべきか・・・、この言葉の意図するところは実に重いです。
さて、午前中ぐるっと挨拶回りをして、昼、時間調整のために滑川のうどん屋さんに入りました。
このうどん屋さん、普通の街のうどん屋さんなのですが、以前美味しかったため、入ることにしました。
どうやら最近店舗を改装したようで、入り口も石畳が引いてあり、すっかりイメージが変わっていました。
店舗は吹抜け、古民家風でお洒落、さらにうどんの鉢も新しくて、いかにもリニューアルに気合いが入っているなぁ〜、企画屋に相当お金を払ったなぁ〜、と思わせます。
うどんも以前と同じように美味しかったのですが、昔食べた味と何か違うような気がしました。店舗をはじめ全てにお金がかかっているのですが、昔の大衆食堂っぽい方が良かったなぁ〜、と。ひなびた感じが安心感を与える、とでもいいましょうか・・・。
さて、過去にも同じ体験はありました。
その昔、上本町の市電通りに汚い讃岐うどんの店がありました。うす暗く、カウンターは天ぷらの油がしみて、真っ黒テカテカ、汚い店内で、店主がうどんを足で踏んでいました。「このうどんを食べるのか・・・」と思う位、凄まじい光景。
ただ、汚い割にそのお店は若い人から年寄りまで広い年代に愛されていました。
大家さんの追い出しを食らい、別の場所で新しく店を構えたのですが、その店は奇麗すぎてなぜか落ち着かない印象を与えました。保健所も喜ぶような奇麗さなのに、です。
上本町の讃岐うどんの店は、引越後も流行っていますし、今日いただいた滑川のうどん屋さんももともと味がいいので流行るでしょう。
ただ、なんとなく虚しさが込み上げてくるのは私だけでしょうか・・・
