2010/02/03

石田梅岩の私塾 心学明誠舎

昨日の地元新聞に、心学明誠舎の中尾敦子さんの記事がありました。

石田梅岩を祖とする石門心学(せきもんしんがく)を今に伝える私塾で18世紀に起こった社団法人「心学明誠舎」中尾敦子さんは、その会の理事で事務局長をされているそうです。

新聞の記事は

「江戸時代に集まった人たちが心のよりどころに宗教を求めず、学問に求めたのは、教育で身の回りの問題が解決したからでしょうか」。現代人が求めるのも、現代的な「解決」のヒントなのかもしれない。

で締めくくられています。石田梅岩を学び、セミナー等で、経営側により近い若い方々に広めようと活動していることを後押ししていただいているようで、こちらの自信にもつながりました。

新聞では、梅岩の思想の中核が「勤勉」「正直」「倹約」であると説かれており、社会的責任を説いた考え方が、持続可能な社会を目指す環境保護運動に通じるとも書いてあります。

これら、確かに正しいのですが、稚拙な新聞記者に中尾さんが、わかりやすく説明したものを、そのまま書いただけのように思えました。私自身は、中核はあくまで「形に由るのこころ」であり、「勤勉」「正直」「倹約」といったものは、それからにじみ出たもの、と理解しております。
新聞記事の内容表現は、「神社でお参りすれば、ご利益がる」って考え方と似ており、極めて的を外しているのではないか、と思っております。

梅岩について紹介されたのは嬉しいのですが、この点だけは、ちょっとがっかりしました。

baigan