海と毒薬
昨日、遠藤周作の「海と毒薬」を読みました。
この小説の扱っているテーマは非常に重い。人間というものの多面性をむき出しにするような内容で、人とは何か、心とは何かと問いながら読み進めました。
最近、とある会社の社長さんとお話しさせていただいたのですが、内向的な性格のためか、どうも話が上手く噛み合ないことがありました。
社長、といえば脂ぎっていなければならないイメージを持っているので、この社長の態度が納得いかず、疑問に思い続けていました。
「海と毒薬」を読んでいる最中、人の心って、その人の環境が作り上げたところが大きく、人を一面だけで決めつけてはいけない、と反省。
ちらっとその会社のホームページを拝見してみました。社長さんは自然が好きらしく、雲の写真がふんだんにブログにアップされていました。
「あれっ、年の割にブログをなさるのだ・・・・。」と思いつつ読み進めていくと、さらに面白いことに気付きました。ブログのコメントが「合掌」の文字で締めくくられていることが多いのです。
一度は軽く見てしまったのですが、実は私なぞが及ばないほど奥が深い方なのかもしれない・・・。そう感じると共にホームページの使い方はこうあるべきではないか・・・なんて今さらながら思いました。
「海と毒薬」、気づきのきっかけになった本です。