澤上 篤人氏レポート
少ない資産の一部をさわかみ投信で運用しています。
投資信託ってどこも運用が下手で、相場が下がる時には連れ安になる癖に、上がる時には全く上がらないものが多いです。
そんな投資信託の中で、さわかみ投信は運用が上手く、相場が下がってもあまり下がることがない唯一の商品と思っています。
他の投資信託は、決算があったり、運用者が短期的視野で運用することや、銘柄入れ替えの決断が遅いことが原因だと思われます。
さわかみ投信は、月に2回レポートが届き、こちらも読み応えがあります。運用のトップ 澤上篤人氏が何を考えているか、がわかり、勉強になります。
日本経済は停滞しているが、今後成長するから、今は長期運用資金の仕込み時だ、との強気コメントでレポートは一貫しておりました。
昨日届いた最新レポートを見ると、どうも様子がヘンなのです。
長期投資の重要性を説いているのですが、日本成長の鍵の書き方に変化が出てきました。
皆がこれじゃいけない!と思ったら日本は変わる!というのです。そしてその時期はもう少し先。
その仮定から想像するに、澤上氏も景気はもう少し悪くなりそうだ、と予想しているようです。時期も不確定。
ただ、落ち込んできたら危機感から仕事をするようになるから、下落リスクをとりつつも投資信託を買い下がろう、と言っているよう。
この考え、内田樹氏が最近の著書「日本辺境論」でも説いておられました。日本人は、これじゃいけない、と思った瞬間にスイッチが入る国民性だのだ、と。
スイッチが入ることを期待して投資信託を買うのもいいのですが、倫理観や道徳観が下がってきている中、本当にスイッチが入るのか、と考えると、澤上篤人氏の運用にほんの少し疑問を感じてしまいました。
