2010/04/16

世の流れ

佐藤一斎の「言志四録」では、四書に加え、「易経」がよく出てきます。

「易」という字が付いているためか、占いにしか思えず、どうもぴんとこないところがありました。いかがわしい占い師の錬金術に嫌悪感が沸いているからかもしれません。

幸いなことに、15年くらい前に 朝日新聞社出版 中国古典選 易 本田済著 を購入していたので、それを取り出して、しばし読むことに。

朱子によると、道理として正しいことをするのは当然。それでも迷った時に占うのだ、と。

また易をドイツ語訳された方によると、未来を占ってもらった後に「それなら私は何をなすべきか」と問いただすことが中国の占いであり、これによって占いは智慧の書物となる、と書いてあります。結局は軸をぶらさないための書物なのですね。

eki