2010/04/17

花の色はうつりにけりな

今週は公私共に忙しく、「言志四録」最後の「言志耋録」の転記があまり出来ませんでした。もっとも「言志四録」が社会を生き抜くための智慧の書であるなら、忙しいこともまた良かろう、と。本は一旦図書館に返却、ちょうど四週間借りました。

さてその間、桜はすっかり色を変えました。ここはいたち川 風流三橋の一つ、月見橋。特徴のある欄干を含めて今の桜を撮ってみました。

tukimibasi

百人一首の歌人 小野小町はその中で

花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに

と詠い、花と自分を掛け合わせました。先週までは桜情報だのチンドンだので賑やかにしていたのに、桜が散るとすっかりと世の中は静かになってしまいました。

春の長雨に洗われ、ふと気がつくと消費活動もまた沈静化するのでは、なんて世の儚さを憂いながら足取りを早めました。