白川文字学
新聞の日曜欄の別紙、子どもが読む新聞に毎週、白川静氏の漢字に関する特集が掲載されており、それを毎週読んでいるうちにすっかり漢字にハマってしまいました。
連載もかなり続いており、過去掲載されたであろうシンプルな漢字の語源も知りたいと思っていたところ、子ども向けの本がありました。
左の「白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい」は、個々の漢字の成り立ちが辞書のように書かれていて、どこから読んでも楽しい本です。私もこの本、丸々一冊転記しました。「手」がルーツの漢字などはわかりやすいのですが、「足」がルーツの漢字は書かないとわかりづらい。「降」などは、何度も何度も書いてみました。
右の「神さまがくれた漢字たち」は、全てルビがついており小学生向けか、と思われるのですが、内容は極めて難解で複雑。途中で挫折しそうになりました。
白川氏の特徴は「口」を顔の中の口ではなく、神様の祝詞の入った器としたもの。さらに「犬」がキーワードとなります。人と人の伝達手段として言葉が使われる前に神との交信文字として使われた、との説は新鮮でした。
漢字を使う際、その背景に歴史を引き継いでいるんだなぁ〜、っていう重みを感じさせられる本でした。

