消費構造の変化

インターネットが普及し続ける過程では、消費が低迷していなかったこともあり、今から思えば比較的簡単にモノが売れた時代だと思います。ネットショップは、見知らぬ閲覧者も顧客として取り込める画期的な販促ツールとして持ち上げられ、その未知なる可能性に皆踊らされました。

ところが経済が縮小する中で、ネットが世の中に出始めた頃の珍しさが薄れてきました。時間に余裕が出来たためか、購買側もネットを上手く活用。価格比較サイト、オークション等を上手く使いこなすようになってきました。

ホームページは効果があるか?

ツボインターネットは昔に比べて効果がなくなってきているといえると思います。とはいえ他の媒体に比べて、まだまだ期待はできると思います。ただ昔に比べ、閲覧者の姿勢や思考が変わってきたこと。このツボを上手く押さえないと効果はなかなか上がらないものと思われます。

SEOは効果があるか?

執念SEOに関しては、対策を打った方がいいと思います。但し背伸びした対策を打つことは禁物。閲覧者の立場に立った場合、検索順位やサイトデザインってのは、そんなに重要視していないと思います。今は景気が悪い時代。お金はあまり無いが、時間はたっぷりあることより、時間をかけて情報を集める時代となっております。

ホームページの検索順位、重要な部門もあります。例えば紹介サイト等は上に表示された方が優位。大事なことは、自分が閲覧者の場合を想定してみることです。

ホームページとどう付き合っていくか?

美容院の確認では企業として、ホームページとどのように付き合っていくのがよいのでしょうか?

その前に、ホームページは時代によって求められるものも変わってきていると思います。

現在は「念押し」。

実際の経済活動において、その価格の正当性、街の評判等を確認し、後押しする材料として利用されるものと思われます。

例えば、新しい美容院を探す場合。ホームページで「美容院 (地域名)」と入力したら、ショップ情報が何ページも出てきます。ショップ情報の1ページ目に出てくるから、その店に行くか、と言われれば多分行かないと思います。

普通の流れでしたら・・・、

友人等に新しい美容院を探しているが良いところはないか?と聞く

近くにあれば、その店まで行って様子を見てくる

近くになければ、ホームページで確認する

ってのが自然な流れだと思います。

流れを無視し「何が何でもホームページで集客を」と考えるから、無駄なお金を費やし、ほとんど効果がない状況に陥るのだと思います。

例えを続けます。ではショッピングモールはどうでしょう?

特異性のない商品でしたら価格比較サイトの荒波に揉まれ、よほど安売りしないと効果が出ないと思います。特異性のある商品。例えば地域性のある商品は、ほどほど効果的なのですが、むしろ感想を読んでその商品を購入すべきかどうか、じっくり検討するものと思われます。

すなわち購買する自分に対する「念押し」の材料探しとしてネットを活用しているものと思われます。「念押し」のツールだ!と考えた場合、ホームページの作り方も変わってきますし、コストのかけ方も変わってきます。

「念押し」の立場に立った制作

ROI「チラシ」→「ネット」への誘導、「雑誌広告」→「ネット」への誘導などといった流れを考える方もいらっしゃいますが、これも売り手側の目線に立った考え方。買い手側はこんな都合のよい考え方などしてくれません。二次元バーコードを採用された方ならわかると思いますが、よほどのオトク情報がアップされない限り、見ないでしょうし、例え見たとしても一回限りです。

売り手、買い手の、思考や行動パターンの自然の流れの中で、どのようにネットを介在させていくか?

ここにポイントを置くことがSEOより大切なことであり、ROIの概念といえるでしょう。