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100円のコーラと寄藤文平

本屋をさまよう

昨日、仕事の関係で、参考になる本はないか探しに、本屋に出掛けました。ちょっと前までは平日といえど、立ち見客で混み合っていたのに、昨日の本屋がガラガラ。インターネットで何でも調べられるようになったため、わざわざ本屋に出掛ける必要がなくなったのかもしれません。

参考図書を探すため、店内を回ったのですが、これといった魅力的な本はありませんでした。

情報が広く行き渡ることで、どの情報も新鮮味がないことに加え、お金を掛けて本を作ったところで売れる時代ではない、といった諦めが制作サイドにどことなく蔓延しているのかもしれません。

せっかく来たのに収穫無しでは虚しい、と思い、仕事以外の本を探すことに。

先日、寄藤文平さんの本で紹介されていた「世界を、こんなふうに見てごらん」(日高敏隆著)を立読みしてきました。この本を読むより、寄藤文平さんの書評を読んだ方がすっきりする、と思います。

私たちは、牛の肉を食べるけれど、牛が食べる草を美味しいと思わないように、寄藤文平さんに魅力を感じるけれど、だからといって日高敏隆さんに感動するかどうか、は別問題。むしろ連鎖で刺激を受けることが価値のあることなのだろう、と思います。

ビジネスコーナー

ビジネスコーナーでは、売れ筋ランキングで本が陳列してありました。上位にランキングされている本の中で、タイトルに惹かれ「100円のコーラを1000円で売る方法」といった本を手に取ってみました。

「お説、ごもっとも!」というのが第一印象。この分野は表現の方法だけ変わっているが、やっている内容はあまり変わらないなぁ〜、と。

寄藤文平さんが仕事に自信をなくした際、出合った日高敏隆さんの言葉、「人間はイリュージョンなしに生きられない」という言葉が、ふと頭をよぎりました。

この手の本の特徴は、自分もビックになれるかもしれない!といった夢を見させてくれること。著者にとって読者が実践して成功できるかどうか、といった結果、はどうでもいい問題でして、イリュージョンを抱いてもらうことが重要なのです。

ビジネス書より寄藤文平

ビジネス書を書いている人たちって、思考プロセスで成功した部分のみ切り取って、おいしいところを因果関係でつなげる能力の優れた人なのだろう、と思います。実は世の中、そんなに単純なものではない。特に今のような、情報が溢れていて、しかも誰でも模倣しやすい世の中で、一人が飛び抜けて成功できるチャンスは宝くじレベルの難しさだと思います。

寄藤文平さんのすごいところは、自分の仕事って社会に役に立っているのだろうか、といったソモソモ論を素直に書いているところ。超人的でなく、そうはいってもスピリチュアルに逃げこむのでなく、自分なりの哲学を構築していっている姿がいいのです。

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寄藤文平さんの本を読んでいると、西田幾多郎の説く「絶対矛盾的自己同一」のにおいがしてきます。こういった自然体の方が、万人には理解されにくいけど一番偉いのでしょう。

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