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「笑う脳」の秘密!

「笑う脳」の秘密!

「笑う脳」の秘密!
伊東 乾著

脳関係について書かれている本で有名どころといえば、茂木健一郎氏や養老孟司氏。それに加え、伊東乾氏も有名なようなのですが、今回著書を手にとることで初めて知りました。東京大学理学部物理学科を出た割には、作曲家であったり、脳の研究をされたり、と不思議な経歴。この著書で本人も書いておられるのですが、音楽といったアートの世界は、勉強の際に脳とは違います。東大を出るのに使う頭脳だけでは飽き足らず、アートの分野に敢えて身を投じる勇気に尊敬いたします。

さて、この本ですが、実例を多く用いている上に、大事な部分は太文字で書いてあることより、非常に読みやすいです。茂木健一郎氏や養老孟司氏の著書は、著者自身があえて具体例を述べず抽象的な表現で留めているのに対し、伊東 乾氏のものは、説得力があります。

さらに自分が常々、脳とはこんなものではなかろうか?と考えていたことが文字になって書き記されていることには感動を覚えました。例えば、学校の勉強ができた者は社会に出てから使えない理由について、なんてことも脳の構造から具体的に説明されています。

そして、今は学歴がそれほど重んじられない社会になっているのですが、そんな中でどう脳を使うべきかも書かれています。これら、教授といった権威を傘に着た立場ではなく、作曲家の立場から書かれているところがすごいところなのです。

販促に役立つ本

本屋さんに行くと、広告用グラフィックデザインの本コーナーがあります。それらは往々にして高価で手が出ないものが多いので、立読みだけして帰ってきます。もっとも、本を買ってきて、依頼された仕事に優れたデザインを当てはめよう、としても上手くはまらないことなぞ、自分自身でよくわかっています。

模倣したデザインは、どうもしっくりこないし、何よりも説得力がありません。かいつまんでいうと、模倣して作ったチラシなりパンフレットでは、買う気が沸かないのです。さらに悪いのは、模倣した本人は、いいデザインだと思っているのでどこが悪いのか全くわからないでいること。

私自身もそんな過ちを何度も繰り返しました。

著者は脳の中とは動物園のような感じで、いろんな性格のものが入り混じっている、といいます。

「笑う脳」の秘密!

その中で、理屈を解釈する部分と、納得したり意思決定したりする部分の違いを説明。理屈を解釈する部分は「新しい脳」の分野で、納得したり意思決定する「古い脳」と異なるのだ、と説きます。そして、脳が判断する際には「古い脳」が大いにイニシアティブを持って「新しい脳」は補助的な役割を果たすに過ぎない、と説いています。

グラフィックデザイン本を模倣しよう、と試みた場合。理屈によって作るので、デザイン的には悪くないのですが、それによって購買まで結びつくか、と言われると別問題。「なんか違う」って部分が「納得」に当てはまるのでしょうが、その「なんか違う」ことで、クライアントのOKをいただけなかったり、例えいただいたところで、売上に結びつかないのだろう、と思います。

そんな時、著者曰く「脳を笑った状態にしろ!」と。

モノ作りに愉快さは大事なファクターのようです。

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