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景気の「気」は気分の「気」

ラジオビジネス塾 景気の「気」は気分の「気」

NHKラジオ第2で放送されている「ラジオビジネス塾」。番組ホームページでは、放送される内容がリストアップされています。このリストを見た時からずっと聞いてみたい!と思っていたのが、この日曜に放送されたテーマ

景気の「気」は気分の「気」

でした。番組全体の流れとしましては、ミクロ経済学からマクロ経済学へと移ってきてました。マクロの場合は、財政や金融といったスケールの大きな話になる上に、語句の説明が多くなりつまんなくなってしまったのですが、今回のテーマ「景気の『気』は気分の『気』」は、学生や社会人時代の経済学で学んだことがない上に、感情に関するテーマだったので興味がわいていました。

景気とは何か?

私の周りを見ていると、「景気が悪い。」といった話をよく聞きます。「アベノミクスの影響は地方まで届かない。」とか「オリンピック特需は東京に限定的」とも。では、どんな状況が景気が悪い状態で、どうしたら景気がよくなるのでしょうか?

講師の飯田さんは、不景気とは供給する能力に対して需要が足りない状況だ、といいます。

やや堅い表現なのですが、一つの商品にしぼって考えるとわかりやすいです。例えばスマホ。新機種が次から次へと出て、皆がそれが飛びついた時期がありました。こういった状態が需要が旺盛な状態。逆に、焦って買わなくてもネットでいつでも買えるわ、と思うようなPCの消耗品の場合、供給に対し、需要が足りない状況といえるのだ、と思います。

この考えでいけば、ネットショップの出現によって値崩れが起こり景気が悪くなったのではない、ということがわかります。需要はそれほどなかったのに価格が高止まりしていただけ。ネットショップの出現によって硬直していた価格が流動的になっただけ。要は価格情報の問題なのです。

番組では、金融、財政政策が景気に与える影響を話された後、「自己実現的な期待」についてお話されました。

人々が景気がよくなると確信すると景気がよくなる、ということです。

これも例を挙げるとわかりやすいです。例えば外食産業。私はショッピングセンターに出掛けると、いつも駐車場にどれくらい車が止まっているか?そしてグルメエリアのテナントにどれくらい行列ができているか、必ずチェックしてきます。

消費税が上がる3月までは、長い行列ができていた外食屋さんが多かったのですが、4月以降、列がなくなるお店が見られるようになりました。店内も空席がめだつ状態。こうなると、こちらもそのお店で食べよう、とは思わなくなってきます。

「自己実現的な期待」ってのはこういったムードの話でして、自分が外食しよう、と思う人が多くなればなるほど、そこに行列ができ、益々そのお店に人が集まる、という話。消費者にお金があってもお店が必ず繁盛する訳はないし、お店が赤字覚悟のメニューを打ち出しても人が殺到するとは限らない。

それらも大事なのですが、それに加えて、あの店に行きたい、と思わせること。このムードをつかまないといけないのです。

例を押し広げて日本全体を見た場合、人々に景気がよくなる、と確信してもらうことが大事なのだ、といったことがわかります。そして日銀や政府が景気についてコメントするとき、楽観的すぎやしないか?と思うのは、楽観的なムードも持ってもらいたいためだ、といったことが理解できます。

財政、金融といった目に見えやすい対策以外に「気分=感情」が景気に大きな影響を与える、ということ。目に見えない部分に配慮してこそ、初めて景気がよくなる、ということを知っておかねばなりません。

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