収益性の上がるホームページ制作のご提案

論理が伝わる 世界標準の「書く技術」

論理が伝わる 世界標準の「書く技術」

論理が伝わる 世界標準の「書く技術」
倉島 保美 (著)

人を説得する際には、相手に自分の考えを理解してもらい、納得してもらわなえればならないのですが、そのために必要となる論理的な文章の組み立て方についてこの本では説明されています。たとえばインターネットで商品を紹介しよう、と思うとき。「チョーウマ!」とか「誰もが認めた」といったキャッチコピーを使って、閲覧されている方々の感情に訴える方法がありますが、ちょっと値がはるような商品や、オリジナリティにあふれるような商品の場合には、軽すぎて納得がいかないことがあります。

この本で紹介されているパラグラフを用い、わかりやすい文章を書く手法を学ぶことは、論文を書くためだけではなく、セールスにも活かすことができます。さりげない商品紹介であっても、論理的な裏付けがないと、何を言いたいのかわからなくなってしまうのです。

メンタルモデルを意識する

人は入力された情報に対し、人は頭の中で自分なりの理解の世界、すなわちメンタルモデルを作って高速に処理しようとするようです。わかりやすい文章を書く際には、読み手にメンタルモデルを明確に作らせることが大事になります。

入手した情報に対して「これはこういうことだな」という自分なりの理解がメンタルモデルです。たとえば「バッタ」という情報が入ってきたら、どんな形をしているか?とか、過去の思い出などが、次々に浮かんできます。これがメンタルモデルです。先週の土曜日、実際にあった話だったのですが、「3年間で初めて黒いバッタをつかまえた」と書くと、3年間という期間や、黒色、つかまえた、という動作が頭の中でイメージ化されます。イメージ化されるからこそ、次に文章が続いている場合には、構えが出来ているので理解が深まっていくのです。

逆にいえばメンタルモデルが形成されなければ、何を言っているのか伝わりません。新聞の社説を読んでいると、どうしても途中で読むのを挫折してしまうのですが、自分自身に読解力がないため、自分の中でメンタルモデルがどうやら上手く作られてないためのようです。

ネットで論理的な文章を書く

海外では論理的な文章を書く授業があるのに日本ではなぜないのか?について、この本の「おわりに」で説明されています。その理由の一つとして、日本人は農耕民族でかつほぼ単一民族なので、明確に伝達することにあまり価値を置いていなかったことを挙げておられます。

これはスピーチやセールスの現場なんかを思い出してもいえることと思います。ニュアンスで伝えよう、とするので何を言いたいのかわからない。

直接会った際に、はっきりモノを言わないことが文化であるならば、逆にネットでははっきりとモノを言ってもいいのではないか、と思います。ネットの場合、自分に興味がないならば次のページに行ってしまうから。メンタルモデルを描いてもらえそうな人向けに、より深い情報を与えるのがインターネットの世界なのではなかろうか?と思うようになりました。

自分の思想を勝手気ままに掲載するのではなく、自分の考えに興味を持ってくれそうな人に、メンタルモデルを使って理解を深めてもらう。インターネットで商売をする、というのは、自分の商品やサービスに対し、論理的に理解を深めるためにあるものなのだ、と思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です