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教育幻想 クールティーチャー宣言

教育幻想 クールティーチャー宣言

教育幻想 クールティーチャー宣言
菅野 仁 (著)

私たちが子どもの頃って、悪いことをしたら、先生からビンタを喰らわせられた時代でした。先生とは偉くて、極端にいえば神様に近い存在だ、と思っていたので、特に不思議に思わず、黙って従っていました。最近になって体罰が問題になってきたようなのですが、今度は教室内が上手くまとまらない、といった具合になっているようです。

体罰が問題となった一つの要因として、親の存在が挙げられる、と思います。親の中でもモンスターペアレンツの存在。学校もそれらの方々の要望を聞いているうちに、腰砕け状態になってしまい、子どもたちのわがままを放置してしまうような状況になってしまいました。

この本では教師向けに、こういった問題に対してどのように対応したらいいのか?について述べられています。

経営幻想

この本は、子どもたちを教える学校について書かれているのですが、例えば経営塾といった理想論を唱えることを主な目的とした学校全般に言えることと思います。

学校の目的は「すばらしい人を作る」ことではなく、
「社会に適応できる人」を育成すること。
自由も管理も理想も現実も、こと教育となると極端に考えがち。
問題を「分けて考えて」、より「マシな」解決の道筋を見つけよう。

裏書きは、このように紹介されていました。

経営の神様、松下幸之助さんや、稲盛和夫さんを理想と掲げ、お二人のようなすばらしい人になりたい、と思う人がいるかもしれませんが、現実はそう甘くはありません。理想論を聞いてるうちは「なるほど」とうなづくのですが、しばらくすると、また現実社会に毒されてしまう。思想や倫理団体にもいえることなのですが、理想と現実とのギャップが激しすぎるのです。

これに関し、著者が勝手に作った座右の銘「ピュアネスのためのリアリズムを」は、ギャップをいかに埋めるか?といった気持ちが伝わり、小気味よさすら感じます。ピュアな思想がないと、教育はできないが、理想だけではダメ。現実のシビアさや社会システムの不十分さ、人間存在の不条理さを冷静に認識するリアリズムの視線を持って、自分自身の中のピュアネスを子どもたちに伝えて行くこと。小・中学校の教師は「ピュアネスのためのリアリズムを」を念頭に指導に当たるべきだ、と説くのですが、経営塾の講師、さらにそういった経営塾の受講生はリアリズムをもっと認識すべきだ、と感じ取ることができます。

ピュアネスを追い求めるには、リアリズムがベースになければならないのです。

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