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勝利と成功の法則―達人と読むビジネス名著

勝利と成功の法則―達人と読むビジネス名著

勝利と成功の法則―達人と読むビジネス名著
日本経済新聞社 (編集)

富山市立図書館山室分館で見つけた本。「勝利」とか「成功」という言葉ほど胡散臭いものはない、と常々思っているので、実に不愉快な本だ、と思ったのですが、ついつい手にとってさらには、借りてしまいました。飲み屋に行って、ツンデレの女を見てインチキ臭い女郎だ、と思った後、隣に座られたらコロッとハマってしまう感じ。「勝利」とか「成功」に嫌悪感を持っているのは自分の心の表面だけで、「成功したい!」な〜んて心の奥底で思っているのかもしれません。

著書では7つのビジネス書をそれぞれ違う解説者が説明しています。解説者のことをこの本では「達人」と読んでいるのですが、達人の解説は非常にわかりやすく、実際に本そのものを読んだような充実感に浸ることができます。ただし、多くのビジネス本にあてはまるように、本を読んでいる間は、フムフム、ナットク、といった感じになるのですが、本を閉じて、「さて何が書いてあったのか?」「自分のビジネスに、この本の知識をどうつなげていこうか?」と思ったら、何もでてこない。

本屋でビジネス書を読んでいると興奮してしまい、「あぁ、この本は私が常々思い悩んでいたことが書いてある。私のこんがらがった心の中身がすべて文字となっている。」なんて感じで、2,000円以上するような分厚い本を買ったこと、何度もありますが、ほとんど読むことなく廃品回収に出してしまったことが思い出されます。結局はいいことが書いてあるのですが、理論的であり、理想論であり、即効性ある現実的な話はあまり書かれていないのです。

「成功」は難しい

成功論を読んだり語ったりする前に。そもそももって、誰でも真似して上手くいくような話なんてのは存在しない、と思った方がいい、いや思うべきなのです。さらに成功という言葉に私たち自身が気後れしているところもあります。大きな企業をもって成功した、と思い勝ちなのですが、未来永劫大きくなり続ける保証は何もないし、中で働いている人たちが気持ちよく仕事をしているか、といえばそうでもなさそう。そう考えると「成功」なんて言葉を軽々しく使えなくなります。

この本は、そんな「成功」について書かれたイヤラシイ本ではありますが、最後の本の紹介では「成功」そのものを考えさせてくれる内容の本の紹介があります。狙ってこの本を最後に持ってきたことは推測することができるのですが、この本があることで、「成功」本を読んだときに起こりがちな虚しさから解放されるです。明日はそれがどんなタイトルの本か紹介します。

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