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朝日おとなの学びなおし 経済学 鈴木敏文の実践!行動経済学 (朝日おとなの学びなおし! 経営学)

朝日おとなの学びなおし 経済学 鈴木敏文の実践!行動経済学 (朝日おとなの学びなおし! 経営学)

日おとなの学びなおし 経済学 鈴木敏文の実践!行動経済学 (朝日おとなの学びなおし! 経営学)
鈴木敏文 (著)

コンビニやスーパーに行くと、決まってレジの方と話してきます。レジ作業をしている間なのでそれほど話はできないのですが、それでもお互い顔を憶え、結構楽しくやっています。今年のお正月、初めて話した他人は、セブンイレブンの店員さん。「正月から稼ぐねぇ〜」と話したかけたところ「バイト、少ないんで。」と。次に寄ったよく行くファミマの店長は「正月、バイトが急に休みやがって。」と愚痴ってきました。本部から型にはまるようしめつけられる世界にいると、自分をわかってほしくなるらしくいろんなことを話してこられます。

さて、この本。セブン・イレブン総帥の鈴木敏文氏が書かれた本です。行動経済学に関して書かれているのですが、行動経済学の考えを経営にどう活かしたらいいのか、がきちんと書かれていてわかりやすい本です。行動経済学に感する本は、自分自身の感情や行動について書かれている本が多いので、どの本も楽しく読めるのですが、さて、これを経営にどう活かしたらいいのか困ってしまいます。例えば、販売価格を決める際、商品を松竹梅の3つの価格帯にすれば「竹」を選んでくれる、なんて法則があるのですが、そもそも「梅」の価格帯の商品すら売れない店が「松竹梅」と並べたところで上手くいく訳がありません。このような失敗のことを、行動経済学では「フレーミング」というのですが、他人の「フレーミング」はわかりやすいのですが、自分の問題、例えば経営の問題になると全く見えなくなるところに問題があります。この本では、セブン・イレブンが「フレーミング」にしばられず、お客さまのニーズに応えているのか、が具体的に書かれています。

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経営は至ってシンプル

セブン・イレブンですが、経営スタイルは至ってシンプル。「単品管理の徹底」「顧客ニーズの変化に対応」「機会ロスの最小化」の3つ。ただし、これらを徹底的にやるところがすごいのです。景気のいいときは、誰かが買ったから自分も買おう、という「無意識の競争意識」がはたらくが、モノ余りの消費社会は、経済学だけでなく心理学もとらえなければならない、といいます。顧客自身も意識していない潜在ニーズを予測し、仮説をたて、POSなどの結果から検証していく。さらに、ここぞ、という時には在庫を切らさないように徹底する。これらが「見える化」されているのです。

在庫切れ、すなわち機会ロスといい、売れなくて捨ててしまう廃棄ロスよりもマズい、といいます。セブン・イレブンのチャレンジ精神は、単に「チャレンジ!チャレンジ!」といったスローガンで発破をかけるのではなく、どうすれば機会ロスを減らすことができるのか、具体的に分析しているところがすごいのです。

今年の節分対策

さて、いつもこの時期、コンビニやスーパーの恵方巻等のイベント販促に注目しています。というのも、恵方巻は浸透しはじめてから期間が浅いため、ブームとなっていくのか、そしてどんな販促手法をとるのか、気になるからです。

セブンイレブンでいえば、一昨年、昨年と置いてあった顔出し看板が今年は撤去されていました。

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(一昨年の図)

豆まきの鬼と恵方巻がリンクしなくなってきている、ということなのでしょうか?

お客様のニーズに合わせ商品を豊かに取り揃えるのではなく、ピンポイントで商品を提供すべきだ、と総帥の鈴木氏はおっしゃいます。ムダなところにお金をかけず、儲かりそうな商品は在庫を切らさず、ということです。

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