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富山高等専門学校 練習船若潮丸に乗る

臨海実習場が新しい

昨日、富山高等専門学校 練習船若潮丸に乗ってきました。富山湾の魅力を体験する人気の企画。高専の先生以外に、富大や魚津水族館の方々が同乗してくださり、船上で講義を受けます。

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前日、臨海実習場の位置をいただいた地図で確認した後、Google mapでシミュレーションしよう、と思ったところ、場所の特定ができず、焦りました。どうやら最近、場所が移転したようです。新しい臨海実習場らしくピカピカ。

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昭和の船着き場をイメージしていただけに驚きました。船からみた建物です。

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出港する前に、まずは船の中の見学。エンジンルームからはじまり、ぐるっと船の中を回ります。

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学生さんの部屋。船に入ってから思ったのが、全てが狭く、慣れるまで窮屈に感じること。閉所恐怖症という訳ではないのですが、息苦しくなりました。以前、転勤で沖縄に行かれた方に、島暮らしの感想を尋ねたところ、良かったのは最初だけで息がつまりそうだ、とお話をされたのを思い出しました。わずか5時間なのですが、船から出られない、と思うと辛いです。さらにはエンジン音も慣れないとキツい。乗っている間、音がうるさいので人と話すのが億劫になってきます。

続いて学生さんの部屋を紹介してくださいました。

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プライベート空間のベッド。もちろん二段ベッドです。

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今回お手伝いくださった学生さんはほとんどが女性。「泳ぎが出来なくても船に乗れるか?」との質問に「遭難して泳がなくても済むよう、安定した運航を目指している。」と答えていらっしゃいました。カッコいい〜。

船に乗って思ったのが、時間の流れの違い。陸の生活に慣れているためか、あらゆることに対しものすごい時間を要するのが新鮮でした。例えば移動ひとつ取っても、車だったら乗り込んでキーを捻ればエンジンがかかり、すぐに動き出すのですが、船の場合には、連携をとりながら一つ一つ作業をこなし、ようやく動く、という感じ。そこにもどかしさを感じるか、といえばそうでもなく、諦めに似た感情で、のんびり待てるのが不思議でした。

また、船に乗ったら買い物をしたくても自販機やコンビニがない、というのも新鮮な感覚。それらがない、となると逆に恋しくなるものなのです。

新湊大橋を目指し、くぐり。

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海に出ます。

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実験のポイントに行くまで、船の中で座学。富山湾の特徴やその地形に住む魚について勉強しました。

その後、目的地点についたので再びデッキに出て、捕獲用の網と、カップラーメンの容器を積めたものを沈めます。400mまで沈めました。

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40分ほど経ったでしょうか。昼食後に引き上げます。

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調査船なので、巻取りは機械で。重さに耐えることができるワイヤーはしっかりしていました。

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この中に大量のプランクトンがいます。なお、プランクトンとは特定の生物をさすのではなく、海中をうようようろつき回っている生物のことを指すようです。今、ガチャガチャで取ったシーモンスターという微生物を家で育てているのですが、これもプランクトンなんだ、と理解しました。

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顕微鏡で見たところ、

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いろいろな生物がいました。カメラを持ってうろちょろしていたら、特別に顕微鏡にカメラを付けて撮影してくださいました。

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オレンジの身体のものはクリオネの一種とのことでした。それにしても魚津水族館の方が生物に詳しいのには驚きました。魚に餌をやっているだけじゃないんですね。

カップラーメンの容器はつぶれて小さくなっています。

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この水圧実験の写真。図鑑などでよくみるのですが、実際に見ると感動します。

デッキでは、富山湾のいけすの様子や、蜃気楼の実験などのレクチャーがありました。

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温暖化になると、富山湾のいけす状態に異変が起こる可能性がある、とのこと。ロシアで沈み込んだ海水が海底を通り、富山湾でぶつかることで、植物プランクトンにとって栄養分豊富な水が海面近くに押し上げられるのですが、その対流が起こらなくなるかもしれないそうです。

朝、船橋の説明をしていただいたのですが、午後は実際に動いている船の中でレーダーの見方を説明してくださいました。

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下の茶色が陸地。富山新港が見えます。二重丸が船の位置で、現在の舵でどのように進むのかベクトル表示されています。

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いよいよ新湊大橋は見えてきました。

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乗船して数時間なのですが、陸が恋しくなってきました。船から降りたらコンビニコーヒーを買って飲もう、なんて具合で、いろいろ考えました。

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多くの方が働いている姿を見ると、貴重な経験をさせていただいた、と思いました。感謝なんて言葉を使うのは歯が浮くような気がしていえないのですが、今後の生き方や働き方、さらには富山湾やそこに住む生き物への見方が変わる貴重な体験となりました。毎年この時期に実施されているようなので参加されることをおすすめします。

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