連休中は、遠出せずにのんびりしています。今日は天気がよいので朝日町まで行ってきました。お目当てはヒスイ探し。駐車場は県外ナンバーの車で満車状態でした。
ちょうどいい季節。夏になったら暑くて探せないと思います。
ヒスイに関する知識を仕入れず、ふらっと行ったので、どんな石を探せばいいのか全くわかりません。鑑定してくれる人がいないかなぁ〜、と思っていたら、いろんなところに顔を出しているおじさんを見つけました。
白くて光っている石がヒスイだ、といわれ、いろんな石を見せたところ、全部ヒスイだ、と言われ、ヒスイって思ったより簡単に見つかるものだ、と思いました。もっとも、その後、フォッサマグナミュージアムの学芸員の方に見てもらったら、石英とメノウだけだ、と言われガックリしました。
おじさんが集めた石も見せてもらいました。
白っぽいのが石英、透き通ったのがメノウ。緑っぽいのはヒスイかもしれませんが、微妙です。結局1時間半も探しました。このまま帰るのも虚しい、と思い、鑑定してもらうことにしました。
ヒスイ海岸から、鑑定してもらうフォッサマグナミュージアムまでは国道をのんびりと走りました。糸魚川に入った際、昨年末の火事のことを思い出し、現場に行ってみました。被害を受けた現場は多くの方が写真をとっておられました。中でも塀や庭木がそのまま残っているのは見ていて痛々しかったです。
鑑定する学芸員のいらっしゃるフォッサマグナミュージアムは、連休中もあってか賑わっていました。10年くらいまえにフォッサマグナミュージアムに行ったことがあるのですが、その時は寂れた博物館の印象がありました。なぜ今、こんなに人がいるのだろう?と不思議に思ったのですが、2009年に日本で初めてジオパークの認定を受け、観光地となったからなのかもしれません。
鑑定の案内を見つけました。
入館料を取られるのか、と思っていたら、無料で鑑定してもらえるようでホッとしました。連休中だけ無料なのかわかりません。
これまた連休中の特別配慮なのかもしれませんが、鑑定してくれる学芸員の方が4人ぐらいいて、待ち時間がほとんどなく見てもらえました。学芸員の方は石を分けてくれて、それぞれに対し名前のついた紙を置いて説明してくださいました。
私は仕事がら、名前のついた紙をいただけたのには、胸がキュンとしました。
ただの色上質にコピーしてあるだけなのですが、デザインは実に考えられています。特にメルヘンを感じさせてくれるタイトルの書体はたまらない!だいなふぉんとの麗雅宋系なのですが、石の神秘性にマッチしている書体を使用しているので、この書体を見ただけで来た価値があった!と思いました。(職業病ですね。)
持ち込んだ石にヒスイはなかったのですが、透閃石岩という宝石がありました。
百均のおもちゃで簡単に手に入りそうな石なのですが、自分で見つけたと思うと感動します。
いろんな方と見せあうのも楽しい。青海シーサードパークで集めた、というグループの方は、堆積岩というレアものを取った、と喜んでいらっしゃいました。
それにしても石を集めた皆さんの顔がいい。童心にかえるものなのですね。
続きは明日のブログで