収益性の上がるホームページ制作のご提案

人事を尽して天命を待つ、ことの本当の意味

昨晩は新店舗打合せ

昨晩は新店舗オープンの販促グッズの打合せに行ってきました。先週一週間、あれこれ考え、昨日もぎりぎりまで粘ってプレゼン用資料をまとめ、PM6時半から1時間半ほど話をしてきました。

話は、デザインだけに留まらず、資金や収支計画にまで及びました。デザインを頼んだのに、人の財布にまで首を突っ込むのか、と思わるかもしれませんが、店舗デザインにお金周りの話は実は必須なのです。

いくら売ったら採算が合うのか? そのためには何人の人に来てもらわなければらなないのか? など突っ込んで話すことでいろいろな問題がでてきます。昨日は店主から数字をうかがった上で一日の売上などを算出したところ、思ったよりハードルの数字が高くて、話している自分もビビりました。ただ数字がわかれば、ターゲットをどこに置くか明確にすることができるのでデザインもやりやすいの、というもの。

お金を落としてもらうには、誰にどれだけのものを買ってもらわなければらなないのか、を考え、そちらの方向からもデザインを見直すことにしました。

お店をやる場合、統一感のとれた店舗を目指さなければならないのですが、店主の描いていた夢が一人よがりな場合があります。夢を持つことはおおいに結構なのですが、だからこそ、その夢が長く続き、大きく膨らむように、収支が合うように常に軌道修正しなければなりません。お店づくりとは、お店をつくるのが目的ではなく、お店を回すことできるよう立ち上げることが重要なのです。

本当のライバルは異業種

プレゼン用資料では、私が行ったライバル店の突撃レポートも添付しました。今回の店主さんもそのお店に行かれたことがあったそうなので、そのお店の良いところやそのお店が改善すべきところ、価格設定などについて議論いたしました。

ここでもデザインと関係ないじゃん、と突っ込まれそうなのですが、それは違います。

自分の頭で考えているのではなく他人と真面目に話すことで、自分がばくぜんとしか持っていなかったイメージが具体化する上に、自分のお店のスタンスが固まってくるからです。今のように何もかも成熟しきった世の中で、ライバル店と同じことをしていても決して採算はとれません。自分のお店のウリをどこにおくのか、違いを明確化し、それを常に説明できるレベルにしておかなければなりません。

また打合せでは同業他社だけではなく、異業種をも持ち出してみました。

というのも、異業種もライバルとなるうるからです。

例えば弁当屋さんをオープンしようと思った場合、同業他社を参考にするだけではとてもとても調査が足りません。コンビニはもちろん、近隣の軽食屋さん、うどん屋さんなど、あらゆる食べ物関連の店を調査して、そのお店になぜ人が流れるのか考えてみなければなりません。

弁当を買おう、と思っても、そこまで行く間に、面倒だからコンビニで買おう、と思ったり、今日は暑かったからざるそばでも、と考えたりするからです。そうなると、弁当だけを売っていていいのか、と考えてみることも必要となります。

知り合いほど当てにならないものはない

お店をオープンする際、いろんな方に相談されると思います。その中で、友人知人ほど当てにならないものはありません。

というのも、それらの方は嫌われたくないので、持ち上げることしか言わないからです。中には話し相手を喜ばせよう、として現実からかけ離れた適当なアドバイスをする人もいらっしゃいます。無責任な人です。

私はこう見えて心配症なもので、新しい商品やサービスを世に出す場合、本当に売れるのか、店主に必ず質問します。

そうはいっても「あなた、本当に売れると思っていますか?」なんて直球の野暮な質問はしません。

チクリと周辺部の質問し、適当な答えが返ってきたり、不機嫌そうだったりしたら、それ以上その手の話はしないようにしています。嫌われたくないですもんね。

その場では別の話に切り替えても、店主の潜在意識の中に残っていてくれたらいいなぁ、と思っています。その仕事に関わっている当事者よりも周辺部にいる人の方が問題点がよく見えるからです。

中には「こんな店、人がくるわけないだろう!」と暴言を吐いてくれる人もいます。人間関係が希薄化しているので最近は少なくなったかなぁ〜。いわゆるアンチKYの人です。この手の人は口は悪いが、普通の人が喉まででかかっているのに抑えていることをいろいろ話してくれるので、耳を傾けるべき部類の方々です。

そういった人の話は、間にうけると自信を失ったり、だんだん腹が立ってきたりします。また文句を言う割りに改善策を出してはくれません。ただ、落ち着いて話をきいていると、自分の中でアイデアがたまに(笑)浮かんでくることがあります。

なるほど、という顔をしながら、いいかげんなところで別の約束がある、と適当なことを言って離れるのがいいでしょう。

人事を尽して天命を待つ

人事を尽して天命を待つ、という言葉があります。やるだけやった後、どうしようもないことは心配しないで神様にまかせる、と解釈されると思いますが、私の場合は少し違います。

天命を待つまで、本当に人事を尽したかどうか、もっと自問せよ、と。

お店を初めてみなければわからないことって、たくさんあると思います。

また、初めてみた後、軌道修正することもあると思います。

ただ、そのような漠然としたモヤモヤをモヤモヤとしたまま放っておかないで、どれだけ近づけるのか、考えるのが人事を尽す、ということの本当の意味なんだ、と思います。

例えば、一流スポーツ選手はコンディションが悪いことも想定して予め準備しているといいます。

「これまで遊びたいのに我慢して頑張ってきたのだから、神様お願い!次の試合は勝たせて!」

そんなことばかり考えているスポーツ選手なんて気持ち悪いですもんね。

モヤモヤ近づくことは、問題意識を持つ、と言い換えることができると思います。やるだけやった、なんて考えているうちは素人です。

「本当に人は来てくれるのだろうか?」

と問題意識を持つことでこそ、初めて解決策が生まれてくるのです。

拝んで神様からヒントをもらおうとするのではなく、自分で考え行動してみる。そうすると、自分では思ってみなかった考えが生まれてきます。そこに初めて神が宿るんだ、と思います。

さて、今回のプレゼン資料をまとめるのに、これだけの本を読みました。(昨日返却したものもあります。)自分の場合には、問題点の解決というよりもどこに問題があるのかすらわからなかったので、いろいろ読み漁りました。

昨晩は、そのうちの数冊を持参していったのですが、こんな本があるんだ、と驚いていらっしゃいました。

さすがにその場で、もっと勉強したら、なんて突っ込むことはできなかったのですが、店主はいろいろな問題点をクリアにし、これなら思ったよりも人が来なくても別の策があるから大丈夫、というレベルまで自信を持つようにしなければなりません。

何度もいいますが、今のような成熟社会において、お店や会社を回していくのって甘くはありません。

ただ、問題意識を持って腹を立てずに冷静に考え行動すれば、なんらかの解説策が見えてきます。解説策がヒットしなければ、ヒットしない理由を考えることによって、次のアイデアが生まれてきます。そうしているうちに、これなら売れる、と考えていたことが、実は独りよがりな考えだった、と見えてくるようになります。

ここまでくると、社会の中で自分がどのように関与すべきかがだんだんわかってきて、経済の流れに少しずつ乗れるようになります。

そこで初めて生きている、という存在意義が実感できるようになるのです。存在意義なんて、波に乗れていないうちは感じる訳がありません。苦労して試行錯誤して、自分は社会にかかわっているんだなぁ〜と自分で思えるようになって初めてわかるものなのです。

神様に頼らず、現実を見つめ、問題意識を持ち続ける。天命を待つまでに自分でできることをやり残してはいないか?

人事を尽して天命を待つとは、こういう意味なのだ、と思いますよ。

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