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中小企業にとってマーケティングは嗅覚と運

売り方は1枚のピザが教えてくれる

売り方は1枚のピザが教えてくれる
安部 徹也 (著)

「売り方は1枚のピザが教えてくれる」は、マーケティングについて学べる本。

マーケティング本はこれまでいろいろ出ているのでこれといって目新しい知識を得ることはできないのですが、最近出版されたことより、扱われている事例がなじみやすく理解が深まりやすかったです。

ただ、この手の本に限らずマーケティング本は、どの本も事例が超大手企業が多いため、雲の上の話としか思えないところがあります。

しかも出てくる案件が成功事例に偏っているため、読んでいて冷めていくのが残念なところ。

読んでいる方としては、英断までのプロセスが知りたいのですが、こうすれば成功する、といった因果関係しか書かれていないため、経営方針をさらりとたてて大手ならではの資金力を使えば何でもかんでもうまく行く、といった錯覚を抱き、かたや中小企業は何をやってもダメなんだ、と落ち込んでしまうことになるのです。

読んでいる方としては、新しいプロジェクトを実行する際、社内の抵抗勢力をかわしながらどのように実行していくのか、とか、そもそも新しいプロジェクトの発想はどこからくるのか、はたまた、プロジェクトが軌道にのらなかったとき、サンクリスクをどのように捉え、社内で処理していくのか、

といった部分を知りたいのですが、こういったカッコ悪い話は表に一切出てきません。

仕方がないので、こういったマーケティング本を読みながら、事例に出てくる企業の内部状況を勝手に妄想するしかないのです。

工業統計調査製造業の事業所数・出荷額等の推移

毎年、この頃は工業統計調査の時期。昨日、担当の方が資料を置いていかれました。

パンフレットに26年調査結果が載っていたのですが、その中の製造業の事業所数・出荷額等の推移のグラフをながめていました。

製造業の事業所数・出荷額等の推移のグラフ

青の棒グラフが事業所数でして、平成2年から事業所の数は半分になっています。

それに対し、出荷額事体は、ほぼ横ばいということで、それらから、もうらかない小さな会社は自然に淘汰されていった、ということがうかがえます。

こういった話の際、少し前に話題となった中小企業の後継者不足問題を思い出します。

この問題ですが、跡継ぎがいないことが問題ではなく、目先の仕事はあるが会社自体に将来性がないことが問題の本質なんだということに気づかなければなりません。

すなわち、いつでも止められるぐらいに小さくするか、それとも販路を拡大するか、のどちらかの選択を考えることが先なのです。

先がある程度見えないことには、誰もその事業を継ごうとは思わないのです。

つけ加えの話ですが、この製造業の事業所数・出荷額等の推移のグラフは、表示の仕方がよくありません。

直近の5年は1年ごとに表示されているのに対し、平成17年までは5年ごとに表示されているからです。

グラフをみると、事業所の数はまだまだ減少していきそうなイメージを受けるのですが、長い時間の中では、バブル崩壊で潰れた後は、ほぼ横ばいと理解するのが正しいだと思います。

RIZAP(ライザップ)の挑戦

著書の中で面白かったのは、RIZAPの事業展開。

ほとんど何もないところから、豆乳クッキーで一発当て、それを弾みにどんどん規模を大きくしていく。

今のような飽和状態の世の中でこんなにうまくいくのか、と不思議にすらなります。

同じようなことをやっている企業が多い中で、なぜRIZAP(ライザップ)が上手くいくのか、というところなのですが、ほんの少し人と違うことに対し、ドカ〜ンと資金を入れることろに勝算があるんだと思います。

マーケティングについてあまり知識がないからこそ、ここまで出来るんだと思います。

へたに利口になると、リスクばかりを考えて冒険することができなくなります。

人が興味をもっていることはなにか? 面白いことって何か?

を常に考えているから冒険できるんだと思います。

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