収益性の上がるホームページ制作のご提案

印刷関連業者必見マンガ「いとしの印刷ボーイズ」

いとしの印刷ボーイズ 業界あるある「トラブル祭り」

いとしの印刷ボーイズ
奈良裕己(BOMANGA) (著)

印刷という仕事は細かくトラブルが多い割りには儲からない業種。

何せ完璧な状態ってのが想像しやすく、お客様の頭の中には、理想の印刷物をイメージしやすいのでクレームがつけやすいのです。

例えば「ピンホール」。

印刷の際、細かいほこりが入り込むことで印刷物にインクがのっていない箇所が出るのですが、ルーペでみないとわからないような小さな点でも返品になることがあります。

これは、お客さん自身が、印刷とはきれいに刷れて当然と思っているから。

この本では、製版・印刷にスポットをあて、主人公の印刷会社営業マン 刷元正(すりもとただし)くんが印刷業界で常に悩まされるトラブル体験を紹介してくれるのです。

本を読んでいた面白かったのが、紙面の両脇。「印刷用語の基礎知識」や「絶滅系印刷用語」が紹介されています。特に「絶滅系印刷用語」には感動。

版下、藍焼き、ストリップなんてのは、すっかり聞かなくなってレトロだな、と思いましたが、MO入稿も絶滅系の中に組み込まれているのをみると、少し前まで当たり前に使っていたのに、いつしかデータのやり取りはデータ便などで済ませているなぁ〜、と時代の流れを感じてしまいます。

いとしの印刷ボーイズ

「いとしの印刷ボーイズ」を読んでいるうちに、刷元正くんに共感すると同時に、製版のトラブルに振り回された若い頃を懐かしく思っている自分に気づきました。

印刷業界は他業種に比べ給料体系が低い。さらに同じ印刷業界でもグラフィックデザイナーさんのように派手ではないし、個性をアピールも求められていない。誰でもできる業種なのではなかろうか、と業界にプライドが持てない人が多いように思われてくるのですが、主人公の刷元正くんがトラブルを乗り越えて活躍している姿を通して、社会に必要な仕事をしているんだ、と妙な自信が芽生えてきたりもします。

若手の印刷営業マンは、仕事や職場の人間関係が辛くて辞めていく人が多いのですが、辞表を出す前にこの本の一読をおすすめ。

トラブルがあるからこそ成長できるんだ、と思えてくるはずです。そしてお客様のイメージを印刷物という形にすることを通して社会に貢献しているのだ、といった自覚が芽生えてくるはずです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です