ラジオ第一で朝やっている「すっぴん」で、AIが大喜利をやる企画がありました。出されたお題に対しAIが五・七・五を作るのですが、答えがハチャメチャすぎで逆にウケていました。
携帯電話のお店の前に置かれているペッパー君を見ても、考え込む姿を見ていると人の代わりになるのはまだまだだなぁ?と思います。スーパーで子どもが乱暴に扱ったためか、手の指がおられていて配線がむき出しになっているペッパー君を見かけた時には、ペッパー君にいたずらされないように傍に見張りする人が必要だと思いました。
ただ、人がやるべき仕事が徐々にロボットへと変わってきています。
そんなのまだまだ先だ、と思うかもしれませんが、AIが世の中で活躍していても、AIは裏方に徹している上に、判断するのがあまりも早すぎるので、AIが仕事をしているとほとんどの人は気づかないんだろう、と思います。
たとえばネット広告。ポータルサイトを開くと決まって広告がついてくるのですが、閲覧履歴から推測して興味がありそうな広告を提示します。
瞬時にページが表示されているのですが、裏ではAIが働いています。
また、最近のネット印刷の技術革新は凄いのですが、こちらも人間の力をはるかに超えています。例えば印刷用データを送るとその場でエラー情報等を返してくれるのです。
このネット印刷に関して言えば、作業工程でもAIの技術が用いられていると考えられます。
一つ一つ印刷していたら、時間もコストもかかってしまうので、多くの印刷物を面付してまとめて印刷するのですが、どれとどれを面付すればいいか考えるのはAIがもっとも得意とする分野。納期等の情報を織り込みながら、紙の無駄が出ない面付け方法を提示してくれているんだと思います。
となると、人間はAIが提示してくれる結果に従うだけでして、知らないうちにAIに使われる状態になっているのです。
AIは子どもにとって興味のあるテーマ。子ども向けの解説本を読んでいると、AIって何かよくわかります。
子育て本では、AI時代の生き抜き方について書かれています。
この2冊の中で、今後残る職業について書かれていました。
どうやら今後10?20年後に約半分の職業がなくなるそうで、その中でどんな職業が残るか、といった予想が書かれています。
例えば過去のデータから傾向をつかむ職業は、AIに食われるようになります。
責任者は必ず必要なのですが、判断をする人が不要になるイメージ。例えば、医療検査データから病気を推測するまではAIが処理してくれ、その後、結果を伝えるだけに人が必要となるのです。
逆にAIの発展と共に新しい仕事も期待できます。
AIが苦手とするデータがそろっていない職業ではチャンスがあります。
創造性の高い分野や、発想力が必要な仕事もAIは苦手なようです。
10?20年度というとまだまだ先のイメージがありますし、世の中、そんなに急には変わらないだろう、といった思いもあります。
現に印刷物はITが登場した時になくなるだろう、と言われていたのですが、印刷会社の数事体はそれほどまでに減ったイメージはありません。
AIが登場してもおそらく急になくなることはないが、発展性がない、ということなんだと思います。
逆に新しい分野において、ほんの少しの専門的な知識で急成長した会社もあります。
AIの時代を見据え、単純作業を取らないようにしないと、いつまで経っても変われないのでしょう。