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日産自動車のVR活用セミナーに参加して、今の段階での活かし方がようやく見えた!

VR活用セミナー第二弾

7/5 富山県総合デザインセンターで開催されたVR活用セミナーに参加してきました。

第一弾は、株式会社ハコスコ代表の藤井直敬さん。二回目は、日産自動車株式会社デザインリアライゼーション部の磯聡志さん、昼岡治彦さんでした。

第一弾はVRの歴史や、SRについて触れることで、Virtualの本来の意味を確認する内容だったのに対し、第二弾は、企業がデザイン活動の中でどのようにVRを活用しているか、といった実践的な内容でした。

まずは日産の宣伝

日産自動車からお越し、ということで、日産自動車の歴史から始まりました。それもダットサンの頃から。セミナーの間、磯さんのノートパソコンにダットサンのステッカーなどがペタペタ貼ってあったのが気にはなっていたのですが、自分の会社に誇りを持っていらっしゃるのだなぁ、としみじみ感じてしまいました。

その後、話はVRの社内事例へと移りました。日産自動車では、自動車のデザインは元より、建築デザインにもVRを多く活用しているようです。

さて、具体的な話を聞くまで建築って何だろう、と疑問に思ったのですが、ショールームやモーターショーのブースのデザイン用とうかがい納得。

看板の位置や、車のディスプレイの階段の段数、さらには、ライティング効果を確認するためにVRを使用されているそうです。国内と海外では人の目線の高さが違うのでディスプレイを変えているそうなのですが、VRによってデザインや制作コストを抑えることができるそうです。

続いて、機器や使用ソフトの紹介がありました。

その際、富山県総合デザインセンターの新しいスタジオをモデリングしてVR用に落とし込むまでの話もありました。

具体的にモデリングデータも披露してくださったのですが、ワイヤーフレームを見ることができたのは収穫。さらに図面のないようなものに関する制作秘話も聞けて良かったです。

VR制作でやってはいけないこと

VRを使用することで、車そのもののデザインは元よりモーターショーのブースを確認することができ、かなりのコストが図れたそうです。

私たちは何かモノを作る際、成功へ向かって試行錯誤するのですが、日産自動車VRの活用では、逆の発想、すなわち失敗を減らす方向に活用されているそうで、失敗を仮想的に生み出すことで結果として商品力を高めているそうです。

セミナーの最後にVRでやってはいけないことについて解説がありました。

VRでやってはいけなこと。それは

実物と見比べてはいけない

ということ。テクスチャーや反射等の表現が現実に近づいてきてはいるものの、どうしても実物にはかなわない。

VRを見るときには、そういったアラを探してはいけない。VRはVRだ、と割り切り、VRでしか見られないものを見るためにVRを活用するのだ、という考えをトップから現場の人間までは共有していないと活用し切れないようだとわかりました。

Twinmotionは楽しい

セミナー終了後、デモとなりました。

前回のセミナーでも車のVRを見せていただいたのですが、それに加え、屋外に車を置いたシーンや、建築分野として日産ショールームのVRも見せていただきました。

富山県総合デザインセンターは高スペックのマシーンを入れているのですが、それよりも少し劣ったスペックのマシンでのデモもありました。

マシンレベルによる表現の滑らかさを確認できたのは良かったです。

日産自動車のショールームをVR化したものはTwinmotionをソフトと使ってたものだったのですが、車のデモ2点よりも楽しめました。

Twinmotionではシーン内を移動できるのは元より、VR閲覧者が時間や天候を自由に変えられるのは驚き。

シーン内を人物が歩いていたり、木々の葉っぱが揺れていたりしているので、あたかも自分がその場にいるような感覚に浸ることができました。

Twinmotionが描く世界は、イラストっぽくて現実とは乖離があるのですが、シーン内に動きがあると見ている側も注意が分散して細かいところが気にならなくなるのです。3DCGが映画に活用され出した頃の感覚に似ています。

また、Twinmotionのデモでは、Googleマップから3Dデータを落とし、Twinmotion上で展開する手法も披露してくださいました。

手軽にVR作品を自作できる点で、初心者の取っ掛かりとしてTwinmotionが一番だと思いました。

現段階で企業はVRをどのように利用すべきか

前回のセミナーはSRを中心にVRの歴史と今後の展開を学ぶものでした。続いて今回のセミナーでは、企業がどのようにVRを活用しているのか、について具体例を交えVR最前線を学ぶことができました。

またこれとは別に個別に富山県総合デザインセンターを訪れ、これまで作成した3DCGデータをVR上で展開する試みもしてみました。

これらを通じて、VRでできること、できないこと、やった方がいいこと、やらない方がいいことについて自分なりに整理がつきました。

基本は日産自動車の方がおっしゃった

実物と見比べてはいけない

ということ。と書くと、VRなんて現実には使い物にならず、しょせんエンターテインメントにしか使えないもののように思えてくるのですが、そうではありません。

今、ここにないものを現物大のサイズで見せられること。

現段階で、企業がVRを活用するならば、これを押さえた方がいいとわかりました。逆にいうと、この二つの条件を満たさないようなものは、VR化しない方がいい、とわかりました。

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