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富山では新型コロナウィスルで長い間自粛していたファボーレが再開することとなりました。新型コロナウィスルの危険性は連休前とほとんど変わっていないのですが、ファボーレ再開によって、一つの区切りがついたように思える人、少なくないと思います。
そのファボーレが第一弾としてドライブスルー形式のテイクアウトをすることとなりました。
同業者にとってはかなり痛い存在となりそうですが、今後しばらくテイクアウトが主流となる、と想定した場合には、ファボーレの参入は、テイクアウトのイメージアップとして追い風にもなることでしょう。
このファボーレですが、ホームページでメニューを確認することができます。
食品が傷みやすい時期に入ることより、食中毒対策がとられた食材が選ばれています。新聞記事ではテイクアウト会場に冷蔵装置を設置するようで安全対策は万全です。
どれも比較的リーズナブル価格帯です。一般のテイクアウトに比べ、割安感がある感じ。どの店も売れ筋の価格帯を心得ているのでしょう。
飲食店が集まることでメニューが豊富なのは、購買層にとって実にありがたいです。また、ドライブスルーの構造はテイクアウトには追い風となります。というのも、一旦列に並ぶと好みのお弁当がなくても断るのが面倒なので別のものを選んでもらえるからです。自ずと店舗でお弁当を並べるのに比べ、購買率は高くなります。
競合相手が出てきたことで、一般のお店をテイクアウトと並行して販促対策をしなければなりません。
今は折り込チラシが少ないので、チラシをまくのは効果的だとわかっているのですが、新聞を主にとっている中高年齢層はテイクアウトに慎重。さらにお店にとっては売上げ、利益率が落ち込む中でチラシに手を出しリスクテイクするのは命取りなる危険性もあります。
まずは、ホームページやSNSで告知するのが王道です。
ホームページにテイクアウト専門ページがあるようでしたら、そこを充実させていきます。無い場合でも大丈夫。トップページの上にテイクアウトメニューを追加していきます。
若年齢層に向けの飲食の場合、インスタは効果絶大!です。無料で集客できるのですから、積極的に活用した方がいいでしょう。
ホームページ、Twitter、Facebook、Instagramでテイクアウトメニューの告知ができたら、次はポータルサイトに登録します。
下は実店舗のGoogle Analyticsの結果です。
14日にポータルサイトに登録したところ、初日で一気に閲覧数が上がりました。初日が一番上がりやすい、という考えもありますが、自分のサイトの閲覧数をこんなに簡単に伸ばせる機会は滅多にありません。
ポータルサイトに複数申し込むと、どのポータルサイトが効果的か気になる場合があると思います。
Google Analyticsは多機能でいろいろなことを調べることができるのですが、ちゃんと理解しないと知りたいことが見つけられない、というデメリットもあります。そこで簡単なチェック方法を紹介します。
ホーム画面のユーザー獲得方法のグラフの下にある集客レポートをクリックするのが一番簡単な方法です。
次に照会(Rreferral)をクリックします。個別リンク元の一覧が出てくると思います。
ポータルサイトに申請することは、顧客拡大につながる上に検索エンジン対策にもなるので可能な限り申し込むべきです。
申請するポータルサイトの規模は大きければ大きい方が効果が上がりますが、掲載店数が多すぎると逆に見てもらえなくなることも覚悟しておかなければなりません。
連休明けの自粛解除の流れは思ったよりも早いこともあって、今後の疫病関連の飲食業対策は打ちにくい状態です。若い方を中心にお店に人が戻ってくるの、思ったよりも早いかもしれませんが、今後必ず起こる2波次第では、1波よりも厳格な自粛となる可能性もあります。緩めすぎ、なめ過ぎの反動です。
お店の通常営業が当面の目標なのですが、それまでどのような流れをたどればいいのか、しかもどれだけの期間がかかるか、全く想像がつきません。
そこで、販促に関しましては、投資は極力小さ目、利用できるものは利用する、という方針が、テイクアウト戦国時代を生き抜く賢い方法だと思います。