今日10月2日、会社の近所にコンビニができました。
LAWSON北新町店OPENです。
8時OPENということで、華々しいオープニングセレモニーでもやるのかな、と期待したのですが、普通の開店。店長が来店客にアルコールスプレーをふりかけていました。
お菓子の福袋が目玉商品だったのでしょうか。飛ぶように売れていました。近所の方には粗品が当たる、というので、粗品だけをもらいに行ったつもりが
さくらかな、と思うぐらい、みんな買っているので、ついついスイーツをつまんでしまいました。
右のキュキュットがOPEN記念の粗品です。
LAWSON北新町店は、以前北陸銀行向川原町支店があった場所です。
2018年11月30日に清水町支店に入る形で幕を閉じました。
閉店翌日には看板を外す工事が入り、段取りの良さに驚いたものです。
そういえば、北新町界隈はたくさんの金融機関がありました。ここでは、LAWSON OPENという光とは別に、金融機関が撤退していった悲しい歴史、すなわち陰の部分を見ていきたいと思います。
丁度、LAWOSN富山北新町店の向い側に富山信用金庫がありました。かなり大きい店舗でした。今も更地です。
同じく41号線沿いに富山銀行がありました。建物はリース会社さんが使っています。
私が子どもの頃に、加州相互銀行がありました。国道41号線から柳町通りに分かれる三角の角地です。
一部吹き抜けで螺旋階段のある当時としては洒落た店舗でした。加州というので子どもの頃、アメリカ合衆国のカリフォルニア州の銀行と真面目に思っていました。小学生なのに「加州=カリフォルニア州」と知っていたのは驚きです。
加州相互銀行が撤退した後、健康食品の店舗が入っていました。当時裕福でなかったので、母は粗品がもらえる、といってそのお店に通っていました。
それと同時になぜか食卓にヤツメウナギやローヤルゼリーの錠剤のびんも並んでいたのを思い出します。
それはそうと、昔の銀行は気前がよく、ノベルティも充実していました。昨年末実家の片付けをしていたら、加州相互銀行のノベルティのだるまがゴソッと出てきました。
底面には加州相互銀行の名前の入ったシールが貼ってあります。
おそらく45年前のものと思われます。
北新町で残っている金融機関は郵便局のみとなってしまいました。
商店や会社がなくなった上に、空洞化で人も少なくなってしまい、マーケットとしての魅力がなくなったしまったので仕方がありません。
これからはLAWSON北新町店のATMを銀行代わりに使おうと思います。