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コンサルタントが役に立たない本当の理由

コンサルタントが役に立たない本当の理由
日沖健著

現役コンサルタントが書かれた本。タイトルが面白かったので借りてみました。

この本でも書かれている通り、コンサルタントのイメージって颯爽と現れ、最新の経営理論、技法を駆使してクライアントが直面する課題を魔法使いのように解決するヒーローのように思いがちなのですが、それが誤解の始まり。

クライアントが改革を実現するための補助であり、あくまで主人公はクライアントであることを、クライアント、コンサルタント共に理解しなければならない、と強調します。

著書ではドラマ仕立てに、コンサルタントの世界を描いてあります。抵抗勢力をいかに説得するか?途中で折れそうな改革をいかに貫くか、その手法が描かれています。現実離れしていないので、ぐいぐい引き込まれました。

さらに面白いのがハッピーエンドで終わらないこと。企業活動ってのは、何かしらゴールがあるように思いがちなのですが、抵抗勢力も一丸となって終わりなき道を歩み続けるのが大切なのだ、と思います。

そして著者が述べているように、クライアントを独り立ちさせることがコンサルタントの宿命であり、なかなか断ち切る事のできないクライアントとの関係を「出会いは別れの始まり」と割り切る事、これが大切なのだと思います。

著者は「改善」ではなく「改革」が必要といいます。失われた20年について、過去の成功体験にすがり続けていることが問題とも述べておられます。延命策と取り続けるか? 改革をするか? 当事者にとってはなかなか難しい問題だと思います。

第三者の立場から、当事者に改革へのやる気を出させる・・・、この本を読んで、コンサルタントとは、やはり難しい職種だと感じました。

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